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サンティアゴ・カラトラヴァ

サンディアゴ・カラトラヴァ(Santiago Calatrava,1951年-)はスペイン出身の建築家である。空に映える白色と、構造計算を駆使して作り上げた骨や翼を組み合わせたようなフレームをトレードマークにしており、アテネオリンピックのスタジアムを手がけたほか、橋を多数設計するなど世界各国で活躍している。

経歴

スペインのバレンシアで生まれ、建築学校や美術学校で学んだ後、チューリッヒのチューリッヒ工科大学で土木工学を学んだ。カラトラヴァはル・コルビュジエに影響を受け、特に彼がフランス東部・ロンシャンに建てた有機的な形状の「ノートルダム・ドゥ・オー教会」(Notre Dame du Haut chapel、『ロンシャンの教会』)からは、建築においてどのようにして複雑な形状が把握され生み出されるのかを省察するきっかけになった。1981年に博士論文『スペースフレーム(立体骨組)の折りたたみの可能性について』を書き終えた後、建築家・技術者として働き始めた。

カラトラヴァの独特で創造的で非常に影響力の強い建築スタイルは、無数のむき出しの骨格が調和の取れた相互作用を生み出すような強烈なヴィジュアル と、それを裏付ける厳格な理論に基づいた構造技術とを組み合わせたものである。彼の作品のいくつかは自然界から見つけ出した形や構造に基づいており、人間 の体のようだと評されることもある。また彼の作品は建築にとどまらず、橋や人工地盤など土木の分野にまで広がっている。また多くの鉄道駅を手がけており、白くて高い骨組みの下の、明るくオープンで迷うことなく歩けるようなスタイルは高く評価されている。

彼は主に建築家・土木技術者として有名だが、画家・彫刻家でもあり、自分の建築の仕事は全ての芸術を一つに組み合わせたものだと述べている。

作品

1987年から1992年:BCE Place(トロント、カナダ)

1989年から1994年:リヨンのTGVの駅(フランス)

1992年:Puente del Alamillo(セビリャ、スペイン)

1992年:Montjuic Communications Tower(バルセロナ、スペイン)

1992年:クウェートの国際博覧会パビリオン(セビリャ、スペイン)

1994年から1997年:Campo Volantin Footbridge(ビルバオ、スペイン)

1996年:Ciutat de les Arts i les Ciencies(バレンシア市、スペイン)

1998年:Gare do Oriente(リスボン、ポルトガル)

1998年:Puente de la Mujer(ブエノスアイレス、アルゼンチン)

2001年:ミルウォーキー美術館(ミルウォーキー、ウィスコンシン州)

2003年:リフィー川のジェームズ・ジョイス橋(ダブリン、アイルランド)

2004年:アテネオリンピックスポーツコンプレックス(アテネオリンピックのメイン会場。オリンピックスタジアムを含む複合施設)(アテネ、ギリシャ)

2004年:サンディアル橋(レディング、カリフォルニア州)

2004年:オランダのハールレメルメールに渡された3本の橋

2004年:チューリッヒ大学の図書館の改装(チューリッヒ、スイス)

2005年:ターニング・トルソ(マルメ、スウェーデン)

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